2011年6月4日〜5日 噴火湾沿い撮影
2011年3月11日。この日は暫く誰も忘れることの出来ない日となってしまいました。

この日を境に当方も、今までとおり撮影に出かける気分にはなれませんでした。
しかし今般ようやく気分的に落ち着きまして、数年前よりロケハンしている北海道の噴火湾(内浦湾)の函館本線を撮影に
出かけることにしました。

駄作の殆どはGoogle Picasaウェブアルバムにアップロードしてます。
なのでここではロケ地と撮影上の気づきを中心に駄作を説明することにします。

そのため画像サイズは横500画素と小さめです。

初日 2011年6月4日(土)

まずは早起き。と言うよりは前日の荷物のパッキングに手間取りまして、実は寝ていません。
なまじ遅い時間に寝てしまうと、起きられない可能性があるので、仕方なくズーッと起きていました。

また、三脚2台と機材をあわせて10kg以上。これを自宅から大船駅まで手で運ぶ根性がありません。
前日にタクシーを予約、朝4時40分に迎えに来てもらうよう手配しました。

大船駅発5時9分の東京駅行きにのり、横浜で京浜急行の快速特急羽田空港行きに乗り換えると、
6時40分発函館行きのエアドゥ0081コードシェア便には間に合います。

函館空港で予約のレンタカーに乗り込み、カーナビを無視して国道278を使い函館駅前経由、
国道5号に乗り換え五稜郭を経由して函館新道を使わずに森に移動しました。

何故カーナビを無視したか? 
睡眠不足でややモウロウとしたアタマで、少し複雑な湯の川交差点を渡る自信がありませんでした。
こういう時はレンタカーと言うこともあり、安全な方法で移動するに限ります。

お天気は曇り。烏賊メシで有名な森駅の西側、海岸線に接近している付近でまず試撮です。
この時、カメラの連射モードが単射になっていたので、何時もの連射と異なり少々慌てました。

おニューのカメラを使うときは、やはりいきなり本番は無謀で、試し撮りでクセを掴むことが大事です。






次に少しだけ西側に移動します。神社の鳥居のある付近、と言って判る人はツウな人です。
ここから森駅方面を見て撮影します。
お天気なら背景には雄大な駒ケ岳がデーンと構えています。




シャフトの折れる事故で有名?になったキハ28Xです。スーパー北斗函館行きです。
よく見ると、貫通扉の窓が小さいのですね。これは最近こうなったのでしょうか?




同じ立ち位置でそのまま札幌行きスーパー北斗を狙えます。
いやそもそもこちらが本命なのです。
例の事故以来、貫通扉には社員さんの姿を多く見かけます。




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石倉〜本石倉間


森から国道5号にでて、海沿いを長万部方向へ走ります。
気温は6月なのに10度前後。まったく冷房は要りません。

海風に当るため、窓を開けて走っていると、漁港付近では魚の匂いがします。
本石倉駅〜石倉駅間もそうしたロケの一つ。

ただここでの撮影はオススメ出来ません。何故なら国道には歩道の余地が殆どなく、
少しの路肩から望遠レンズを使っての撮影になります。

道内の主要国道なため、大型トラックやバスがひっきりなしに走行するので、ホコリの心配が必要です。




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野田生〜落部の有名どころ

雑誌や著名サイトでの定番、野田生〜落部の大カーブ。ここを逆方面から狙ってみたのがこれ。
クルマを駐車するスペースを探す問題があります。
一番良いのは海側の駐車場に停めて、数百メートル歩けばたどり着けます。












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野田生駅

野田生集落にポツンとある無人駅です。
駅前には数件の住宅があります。野田生小、野田生中が近所にあり、ここへ通学する生徒さんも
この列車を利用するのでしょうか。

周囲は田園風景が広がる牧歌的なロケです。




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黒岩駅の北西側で撮る


野田生駅で撮影している頃からお天気が悪化、ポツリポツリと降ってきました。
昨年同じルートを走っていて見つけた八雲町の国道沿いにあるラーメン屋さん(麺蔵八雲)。
ここで味噌ラーメンを食べ終わった頃には結構な雨脚。

このラーメン屋さん、合わせ味噌が絶品でしてついつい立ち寄ってしまいます。
結構なボリュームです。

さて撮影は断念か…まさかそんな。
雨をしのぐ方法を考えずに遠征などできません。

一番簡単な方法は、ハッチバック車ならリヤハッチバックを傘代わりに使うこともできます。
ここは何時もの「傘を差しての撮影」と相成りました。

左手に傘、右手にPENTAX K-x+100mmDAMacroレンズでの撮影です。




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北豊津で撮る

雨は止む気配がありません。
しかし降ったり止んだりと「周期」があります。気温は約10度に下がりました。
半袖では寒くなったので、持参の長袖にシフトです。

ここで本日のメインイベント、トワイライト・エクスプレスを待ちます。

本来なら夕日を浴びて近づくTLEを撮影したかったのですが、このお天気では無理。
レンズはSIGMA120-400mm、カメラはPENTAX K-5です。

Foxfireのレインギアをカメラに被せて撮影です。







時折襲う睡魔に抵抗しながら、よく意識を失わずに撮影できたものです。
これで一日の撮影を終えて、五稜郭に取ったホテルに向かったのでした。

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二日目 昨日と同じルートを攻める

打って変わって二日目は朝から良いお天気。
行楽に向かう人出も多いでしょう。

ホテルでの朝食もそこそこに、クルマで国道5号を走ります。
石倉〜落部間は、野田生〜落部間のカーブと同じようなロケがあります。

「ドライブインやかた」と言う、大型トラック御用達の食堂のはす向かいに、海側に駐車スペースがあります。
そこにクルマを停めて、海沿いの断崖を数分あるくと、樹木が開けて望遠を使えばご覧のとおりのロケが。

夕方空港に戻る際、ここを通過時にみたら順光でした。

↓は120-400mmを使用。



↓はもう一台のカメラで100mmDAマクロで撮影。100mmなら海も入ります。



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鷲巣〜山崎間で撮影する

海沿いを窓全開で走ると心地よい風が迎えてくれます。
前日、雨の中下調べをしておいたニセ・サンゴ草のある鷲巣〜山崎の平原部分に移動します。

本物のサンゴ草は9月〜10月に咲き誇ります。これは粟かヒエに近い仲間でしょう。
低い位置から狙うと綺麗な赤いカーペットに見えます。

ここで約1時間半ほどたむろしての撮影。
午後早い時間までが順光です。背後には国道5号が走っており、若干煩わしさもあります。

が、ヒバリのさえずりと海鳥の鳴き声、潮騒を聞いてのスタンバイは最高です。
列車待ちであくせくせわしい気分になっている自分が、本当に馬鹿馬鹿しく思えてきます。

きっと、こういう気分転換を求めて毎年渡道しているのだと思います。


ここでは645の120mm、100mmDAマクロ、24mmなどいろんなレンズをK-5とK-xのダブルで使用。
何回かレンズ交換もしてます。













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黒岩駅の北西側で撮る リベンジ

昨日は雨模様の中撮影でした。
午後は日焼けするほどのピーカン。 虫も大勢出てきました。
踏切の直ぐ脇で駐車スペースも十分にあり、しかも電柱が無く開けているので重宝してます。
10両編成は楽勝で撮影可能です。









北豊津で撮る リベンジ

昨日は雨天の中、露出不足にも悩みながらの撮影でしたが、二日目は見事に晴れました。
当初、ここで1時間以上スタンバイして特急二本を撮影の予定でした。

しかし。同じロケにジーっとしているのももったいない。
iPodを持ってきて暇つぶしも出来るのですが、一本目を上手くシュートすれば飽きてしまいます。

結局二本目をここで撮影することなく、黒岩駅西側に移動して撮影したのでした。

ここでは120-400mmと35mm単焦点の二本立てで撮影。
望遠で撮影すると駅のホームから撮影とは判らないほどです。



帰路につく

北豊津駅での撮影にも満足したし、帰りのヒコーキは19:30函館発なので、少し余裕を見て戻る必要があります。
特にお天気の良い日は、函館方面に戻ろうとするクルマで市内が渋滞、空港到着に時間が掛かる恐れもあります。

とは言え、余りに天晴れなお天気で、野田生〜落部のお立ち台に休憩のため寄ると、駒ケ岳が綺麗に見えました。
推定で17時10分頃ここを通過するカットビ北斗を撮影できると睨み、待つこと10分。

三脚なしの手持ちで撮影しました。撤収をスムースにするためです。
波も殆どない湖面のような噴火湾。スタンバイ中も気持ちよくすごせました。

こういう風景を見ると、また来年も…と思ってヒコーキの予約を入れるのです。





いかがでしたでしょうか?
今回はマップファンへのリンクも入れておいたので、撮影計画が立てやすいと思います。
列車のダイヤグラムと地図を睨みつつ、作戦を立てて見て下さい。



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